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楽典とかソルフェージュって結局何なの?何の役に立つの?1

書き出したら長くなってしまった旅行記…

これじゃ一体何のブログなんだ!?って話なので、今日からピアノ教室らしい話題を意識して投稿していきたいと思います…!!

…でタイトルにもある楽典とソルフェージュ。

どちらも範囲は多岐に渡るので、一言で表すのは難しいのですが、極力シンプルに表すのならば…(悩)

◯楽典→西洋音楽の仕組みを学ぶこと。

◯ソルフェージュ→楽譜の読み書きを通じて音感、リズム感、楽譜を読む力を養う

という感じでしょうか…。英語で例えるなら

楽典=文法

ソルフェージュ=Reading Writting

ってなると演奏のレッスンが会話になるのかな(笑)?(まあ、あくまでイメージですよ!)

共に音楽大学への進学を視野に入れた子は必須になる項目です。自分も小学校3〜4年辺りからピアノのレッスンと並行して始めた記憶があります。

逆に受験には必須であるが、趣味の習い事の範疇なら必要ない!

いうイメージを持たれている方も、かなり多いのではないでしょうか…?

⚪︎譜読みが苦手なままでも、指の動きで覚えて最終的に両手で曲が弾けるようになれば満足。

⚪︎耳コピで何となく真似て弾けるから、楽譜なんてスラスラ読めなくても良い。困らない。(幼少期から習っていてそこそこ音感が身に付いてる人に特に多いかなー。音感があること自体は良いことなんですが…。)

⚪︎楽典(理論)を学んだところで、それが一体何のためになるのかよく分からない。

⚪︎理屈っぽい話を聞いても面白く無い。音楽にそういう要素は求めていないし、まずレッスン内では沢山演奏したい。させて欲しい。

↑上記は、自らのレッスン経験で実際生徒さん、また親御さんから言われたことがある、またリアクションで感じたことですかね…。また他の先生方のお話しを伺っても同様に似たケースがあるようです。(親御さんの方から楽典やソルフェは要らないと言われた、など。)

もちろん、ピアノを習う目的は人それぞれ。それによってレッスンの優先順位も変わると思います。

しかし講師目線からすると。

ピアノは趣味だから。

と最初からリミットを設けてしまうのは勿体無いと思うのもまた事実…(^◇^;)

例えば、子供の頃からピアノを習っていた方が、大人になりブランクは間が空いたが、趣味としてまたピアノを再開しようと考えた。そして今度は違うジャンル、ジャズピアノに挑戦してみようかなー(´-`)

というケースを例に取ってみましょうか。

→子供の頃のレッスンは演奏だけに特化していたために楽典は全くやったことがない。

→ジャズピアノで初めて楽典(音楽理論)に触れる。

→??? (´°Д°`) なんか音楽のレッスンなのに数字が良く出てくるし…

→理論アレルギー

→挫折

…なんてこと残念ながら、割と良くあるのですよね。(逆に理論が好きな人もいますが。)

これは単純に子供の頃からやっていないと楽典の取得が難しいとかの問題では無く

クラシックから育まれてきた西洋音楽には一定のルールがある

という概念に今まで触れてこなかったが故の精神的ギャップも大きい気がします。

そして、クラシックのレッスンは既に完成された作品を、楽譜を読んで再現することが主ですから、時間を掛けてでも、楽譜通りに指が動けば、楽典(理論)なんて知らなくても、スラスラ弾けるところまで仕上げることは一応可能なんですよね…。

一方、ジャズやポピュラーのように、コード譜を用いるジャンルは、まずコードネームやコード進行の理解が大切でして…土台はクラシックで学ぶ楽典と同じ内容と同じなんですよね。

個人的にはポピュラー音楽のように、アレンジの要素や即興を伴うジャンルほど、楽典の知識がよりダイレクトに必要になってくると思っています。

よくピアノ系YouTuberさんとかが、流行りの曲をオリジナルのアレンジで弾いてたりするのも、センスや感覚だけでやっているわけでは無く、土台はそこにあります。

え(‘ε’*)?じゃあ楽譜通りに弾くことが決まってるクラシックでは何で楽典とかやる必要があるの(・ε・)?

とか、

流行りのポピュラーは弾きたいけど、自分でアレンジするなんて興味ない。売ってる楽譜が弾ければ充分なんだけど…。って思われる方も勿論いますよね?

長くなりそうなので、次回からケース別にそれぞれ学ぶことでどのような利点があるのか書き綴っていこうと思います。

ひゃー、テーマが壮大だから文章にするの難しそうだー…(^◇^;)←自分で書き出したんだろって感じですが(苦笑)


		
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