クラシックピアノ中上級者がジャズピアノで躓く理由その5(挫折編完結)
一日空いてしまいました。東京はようやく梅雨入りしたようで凄い雨でしたね️寒暖差で体調崩されてる方も多いようです。
さて、前回は即興演奏でテンポを保って弾く難しさ、主にセッション中のコードバッキング(伴奏)について語りました。
アドリブ(自分のソロ)に気を取られがちですが、コードをどう鳴らすのかも、また即興なんですよね。
初めの頃は上手な人の演奏を聴いて、ずっと同じコードが続いているのに何故こんな多彩な抑え方ができるのか、そのバリエーションの多さにも途方に暮れていました…。
さて、そしていよいよジャズの本丸、アドリブについてです。
その3 アドリブ何弾いて良いか分からない。恥ずかしい…穴があったら入りたい…
これはもう、本当そのままです(苦笑)テーマといわれる曲のメロディの後はアドリブを回していくのですが、左手のコードを抑えるのにすらいっぱいいっぱいな状態で、右手は自由に!なんて言われても出来る訳ないですよね(⌒-⌒; )
そしてコード進行に沿って自由に弾けるようになるための練習とはどのようにすればよいのでしょうか?
クラシックを長く経験してきても、この問いに対する答えを当時は見つけられませんでした。
感覚としては喋れない言語の中、1人取り残されたような心細さ。そしてジャズのフレーズ、ハーモニーはクラシック教育の中で訓練してきた聴音だけでは簡単に取れない、馴染みのない音も沢山…
長〜〜〜い挫折体験話ばかり続きましたが、次回からはこんな自分がどういう経緯を辿り、ジャズを楽しいと思えるようになったのかを綴って行きたいと思います!!!(希望が見える…?)